USB Type-Cポートがない古いノートPCにリスク承知で変換アダプタを使う
お気に入りのノートPCを長く使うために足掻いてみます。
低スペックで極太ベゼル、低解像度と今となっては少し見劣りする媒体ですが、一番致命的なのは「USB Type-Cポートがない」こと。
これによりある意味”詰み“が発生することになります。
先に結論
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USB Type-Cの規格外接続は機器を壊すまたは発火の危険性あり
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全ての変換アダプタ及び変換ケーブルは規格に沿ったものかよく調べてから使う
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どうしてもと言うならホスト側はバッテリーが搭載されていないものを使う
注:規格外品の使用を推奨するものではありません。使用は個人の判断のもと自己責任です。
規格外の接続は危険!
↑どうやら規格策定時から問題となっていたようで、すでに多くの方の解説がございます。一通り読んでみて
- USB Type-Cの規格がややこしい
- 規格対応を謳っていても本当に規格どうり動作するかちゃんと調べないといけない
という感想を抱きました。
規格に沿っていない製品が平気な顔して流通していることもそうですが、怖いのは規格品かどうかは製品ごとマチマチなことです。よく調べないといけません。
ペンタブレットや外付けSSD、モバイルバッテリーにもType-C(オス)Type-A(オス)ケーブルが同梱されていましたが、これらははたして規格に沿った代物なのか不安です。
イメージとしてはこうな感じですかね。
電流逆流の例がありました
購入する前にUSB Type-Cで使える電流計をネットで漁っていたら興味深い記事がありました。
以下記事から引用
Nintendo SwitchのUSB-Cには問題があります。
USB-CのモバイルバッテリーやMacBook Proにつなぐと、Nintendo SwitchからモバイルバッテリーやMacBook Proへ充電する電流が流れることがあります。
どうやらデバイスによっては電流が逆流することがあるみたいです。
この記事を見て、バッテリー内臓のデバイスは繋げないほうがいいという結論に至りました。
例えばUSB Type-C搭載のスマホやタブレットPCなんかはちょっと危ないかもしれません。
けっこう深刻な気がしてきました。
メインPCとして使い続けたいならどうする?
ダメと言われても、使いたいなら変換アダプタを使うしかないよね。
ということでType-A(オス)をType-C(メス)に変化するアダプタを購入。おもいっきり規格外。
これと似たような製品がAmazonにゴロゴロありました。
とりあえずバッテリーが内蔵されていない外付けSSDを繋いでみました。
現状とくに問題はないものの、規格外なのでデータが飛んだり壊れても文句は言えません。
感想
ちょっと前までUSB Type-CポートしかないMacBookに対して「USB Type-Aポートが無いなんて不便www」って思っていたのにまさか逆の立場になろうとは。
まだUSB Type-Aが現役で使っているとはいえ、USB Type-CポートがないPCはメイン機として終わりが見えてきました。
次期iPhoneがUSB Type-Cを採用するとちょっと面倒ですね。最近は無線でできることが増えたとはいえ、私の音楽ライブラリは70GBくらいあるので有線で繋げられないとデータの共有がやりにくいです。
まあ私のMacBookももはやリンゴが光るくらいしか取り柄のない古い機種なので性能的にもOSの足切りもあるので持ってあと二、三年ぐらい?(あとSSDが換装できるのも利点かな)
さっさと新しいものに乗り換えろで済む話しですが。